STORY

第12話「まもるべきもの」

  • 脚本:玉井☆豪
  • 絵コンテ:渡部高志 / 鎌仲史陽
  • 演出:高木啓明 / 冨永恒雄

人間を取り込んで肥大化し、進化を遂げて完成形に近づいていく『完全なるゴレム』。 だが、舜帝の剣でその符を突き、『檮コツ』の疑似魂魄に干渉すれば止められるかもしれない。 エステルたちは符を宿す本体たるイサクの居場所を探してゴレムの体内を進んでいく。 取り込んだ者たちの思念が混じり合い、意識が浸食され始めたイサクの隙をつき、極大の力を振り絞って本体のもとへと道を切り開くアクセラレータ。 エステルは大事な約束を守るため。禍斗は主人を護るため。菱形幹比古は蛭魅を取り戻すため。ミサカ10046号は記憶を弄ばれた報いを与えるため―― それぞれの立場とそれぞれの目的のため、5人がイサクの前に立ちはだかる。そして、エステルの手に握られた舜帝の剣がイサクを貫いたそのとき……!!