1/5(日)開催 「とある科学の超電磁砲T」先行上映会イベントレポート

鎌池和馬原作のエンタメノベル『とある魔術の禁書目録』のスピンオフコミックである『とある科学の超電磁砲』。2009年に初めてTVアニメ化され、OVAを挟み、2013年には第2期となる『とある科学の超電磁砲S』が放送。そこからさらに7年経ち、再び常盤台の超電磁砲(レールガン)が帰ってきた! これまで同様、監督は長井龍雪。1月10日からスタートする『とある科学の超電磁砲T』の第1話先行上映会がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われました。
この日上映された第1話は、映画のようなクオリティで、7年ぶりに見る人は、あの世界観が返ってきたと確実に喜ぶだろうし、初めて見た人でも入りやすい物語になっていた。そんな本編の上映が終わり、登場したのは、メインキャストとなる佐藤利奈さん(御坂美琴役)、新井里美さん(白井黒子役)、豊崎愛生さん(初春飾利役)、伊藤かな恵さん(佐天涙子役)、浅倉杏美さん(食蜂操祈役)。第1話を見て興奮しているであろう観客よりも興奮しながら第1話の感想を話していく。「ビリビリされたい!」と新井さんが暴走するのを、「それは新井ちゃんだけだと思う」と佐藤さんが冷静にツッコんだり、「冒頭のタイトルでもう泣きそうだった」と豊崎さんが喜んだり、「ラストの感じも、これぞ超電磁砲!でした」と伊藤さんが同意したり、キャスト自身が本当に第3期を待ち望んでいたことが伝わってきた。
最初からアフレコの雰囲気が想像できるような和気あいあいとしたトークをしていく5人。客席に第2期が放送されたとき、学生だった人がいるかを聞いたり、第2期の内容を振り返ったりしていた。今回のシリーズから本格的に登場する食蜂操祈を演じる浅倉さんは「人見知りだけど、収録現場の空気が温かく、みんなも話しかけてくれるので毎週の収録が楽しみです」と嬉しそうに語っていた。

大覇星祭という、TVアニメ『とある魔術の禁書目録 II』の第8話でも出てきた出来事が描かれる今回のシリーズ。大覇星祭で、御坂美琴たちが何をしていたかというところが見どころで、「『禁書目録』とは事件も全然別モノなんですけど、ちょっとずつリンクをしているところがあるので、それを楽しんでいただくのもありです。それに今回のシリーズはそれぞれのキャラクター描写も増えてくると思うので楽しいと思います」と佐藤さんがおすすめポイントを言うと、それに加えて「『禁書目録』のほうで描かれなかった大覇星祭の楽しさみたいなところも見てもらえたら嬉しい」と新井さんが語っていた。

新キャラもたくさん出てくるそうで、本格参加となる食蜂操祈の魅力としては、「好戦的なところがピックアップされることが多いんですけど、実際はかわいらしい一面があるので、そこを見ていただきたい」と浅倉さんがアピール。「我々(のキャラクター)にはないものを持っている方です」(※胸です)と新井さんが付け加えていたのも面白かった。さらに学園都市第七位の超能力者(レベル5)である削板軍覇も、楽しいキャラクターらしいので要注目だ。

エンディングはキャストそれぞれから感謝の気持ちが伝えられる。
「『とある』シリーズで出会った人は勝手にファミリーだと思っていて、ラジオでメールを送ってくださる方も学生や社会人、いろんな方がいるんです。そのみなさんとまた楽しい1年、2年、3年を歩んで行けるって奇跡みたいなことだなと思っていて。ぜひ私たちの『とある』ファミリーに入って、新しい道のりを一緒に歩んでいただけたら思います」と、最後は佐藤さんがファンのみんなに応援をお願いし、先行上映会を終えた。
『とある科学の超電磁砲T』は1月10日より、AT-X、TOKYO MX、MBS、BS11、AbemaTVにて放送スタート。その他、Blu-ray&DVD情報、店舗特典情報、OP/ED情報なども公開されているので、ぜひオフィシャルサイトをチェックしてほしい。

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