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6/29(土) 開催 新宿ユニカビジョンイベント&先行上映会イベントレポート

6月29日(土)16時半より新宿ユニカビジョンにて、岡本信彦さんのスペシャルコメント&TVアニメ『とある科学の一方通行』第1話冒頭が最速放映されました。そのムービー内で、岡本さんが後ろを見てください!と言うと、ぺぺ前広場の2階ステージに岡本信彦さん本人が登場! 当初アナウンスされていたのはTHE SIXTH LIEライブのみだったので、大きなサプライズに、詰めかけた観客から大きな歓声が起こりました。
  • 岡本信彦さん(アクセラレータ役)

  • THE SIXTH LIE

「10年間アクセラレータを演じてきて、初めて彼が主役になったので、主演男優賞を狙いたい(笑)」と、いよいよ7月12日から始まる『とある科学の一方通行』について、その喜びと意気込みを語ると、続けてTHE SIXTH LIEライブへ。アクセラレータのダークヒーローな部分をヘヴィなサウンドで表したOPテーマ「Shadow is the Light」を2Fステージからぶちかまし、西武新宿駅前を一瞬でライブハウスにしていました。

そんなぺぺ前広場でのライブのあとは、「TOHOシネマズ新宿での先行上映会&舞台挨拶」を開催。登壇したのは岡本信彦さん(アクセラレータ役)、日高里菜さん(ラストオーダー役)、久保ユリカさん(エステル=ローゼンタール役)、逢坂良太さん(菱形幹比古 役)、鎌仲史陽監督。
  • 岡本信彦さん(アクセラレータ役)

  • 日高里菜さん(ラストオーダー役)

  • 久保ユリカさん(エステル=ローゼンタール役)

  • 逢坂良太さん(菱形幹比古役)

  • 鎌仲史陽監督

登場するなり、1話に出てない人がいるとイジられる逢坂さん。それだけでキャストの4人の仲の良さは伝わってきました。そして1話からオリジナルストーリーになっていたということで、感想を求められた岡本さんは、絶賛しつつも「ちゃんりな(日高さん)が、とあるシーンが気に入らなかったそうなんです」と話を振ると、日高さんが「1話で不満がひとつありまして、他の女にデコピンしてたんです。なぜでしょう! 監督なぜでしょう?」と嫉妬心が爆発(笑)。すると監督が「あれは鎌池和馬さんに…」と答えると、日高さんは 「えーー!!」とショックを受け、「……チョップは、ラストオーダーだけにしてください」と懇願していました。

また今作で登場するエステルについては「性格はまっすぐな子で爽快感があるキャラクターです。死霊術師なんですけど、死霊術師が言いづらくて、アフレコってとても難しく、やりがいがあるもなんだと思ってます(笑)」と久保さんが答えると、菱形幹比古については「紹介文だと良い人そうなんですけど、ゲスいんです。でも、とても『とある』らしい悪役だと思います」と逢坂さんが答えていました。ふたりとも『とある』シリーズには初参加ということで、大きなプレッシャーもあったとのこと。逢坂さんは「声優を目指していた頃から見ていた作品なので、アフレコ現場でアクセラレータの声を聞いたとき、ただのファンになってました」と言っていたのも印象的でした。監督も10年前「禁書目録」第1期を実際に見ていたので、かなりプレッシャーがあったと語っていました。

そして上映された話数のあとの見どころに関しても言及。オリジナルエピソードが多いらしく、女性キャラクターが多い中で、アクセラレータとしてどう演じていいかが難しかったとのこと。ただ、ラストオーダーがかわいいということはブレていないそうです。また、10年間演じてきての変化や2人が思うことなどについても興味深い話が聞けました。また監督は、エピソードの時期が 「禁書目録」3期よりも前の話なので、キャラとしてズレすぎないように気をつけていたと話していました。

それぞれのキャラクターについて、ネタバレなしでのトークを繰り広げてくれたキャスト陣ですが、ちょっと本編から逸れたトークでも盛り上がりました。「アクセラレータのような兄がいたら?」という質問に、まず他の人を守らないといけないから外に出しちゃいけないので「広い部屋を与える」というところで日高さんと久保さんの意見が一致。また男性陣は、「ラストオーダーのような妹がいたら一緒に何をしたい?」という質問に、「言い方が悪いですけど、ずっとくっついているので鬱陶しく感じるときもあると思うんです」と逢坂さんが答えると、「逢坂くんは男らしいところがあるからね。僕は逆に欲しいものを何でも買っちゃいそう。もうバイト頑張っちゃう」と、岡本さんはさすがアクセラレータ役という答えをしていました。

「現実社会でベクトル操作を使ってみたいときはありますか?」という質問には、監督が「生きてる人と死んでる人のベクトルの通りが違うらしいので、それを調べてみたい」と作品にちなんだ答えをすると、女性陣は「その能力、疲れそうなのでいらないです」(久保さん)、「ベクトルを変えて髪の毛をずっと同じ状態にできますか?」(日高さん)とそれほど必要としてない様子。逢坂さんは「海底とか未開の地に行ってみたい」とロマンのある回答をすると、岡本さんは「黒翼出してライブ演出で使いたいです。あとサッカーで使いたい。W杯にあいつさえいればってことになるから」と超現実的な面白い回答で場を和ませていました。
そして、イベントの最後には、キャストと監督からファンへメッセージが贈られました。

【監督】 あまりうまいことは言えませんが、とにかく頑張ります。よろしくお願いします。
【逢坂さん】 ただのファンだった自分が出演させていただくとは思っていなかったので嬉しいです。だからこそかかるプレッシャーがありまして、これまで築き上げてきたものを壊さないよう、毎話全力で取り組んでいますので菱形登場の2話を楽しみにしていただければと思います。
【久保さん】 2話から本格的にエステルが登場するのですごく緊張しているのですが、プレッシャーを感じつつ、丁寧に今自分ができる限りのエステルを表現できてると思うので、作品含めてエステルも応援していただけたらと思います。
【日高さん】 デビュー当時に声を当てたキャラクターを今こうやって演じることができるのはしあわせなことだと思います。ラストオーダーとアクセラレータのほっこりするシーン、かわいらしいシーンが今まで以上に盛りだくさんですし、相変わらずカッコいい、ちょっと悪いアクセラレータさんの表情も描かれているので楽しんでいただければと思います。
【岡本さん】 オーディションは2007年だったんですけど、アクセラレータがあったからこそ今の僕があると思っています。“死ね”とか“クソが!”って言う役を演じることが多いんですけど、その原点、起源にして頂点がアクセラレータかなと思っています。そのアクセラレータが主役になれるのは嬉しいことなので、精一杯魂を削りながら演じたいと思います。新キャラクターも魅力的なキャラが揃っているので、楽しんでください。

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